紅葉の季節。あちこちにカラフルな写真がたくさん。(ま私もやるけど・・・)
私は、ほんのちょっとだけ、写真の撮り方をプロの方から習ったことがあります。その最初がこれ、「写真は白黒で撮れ」でした。
「カラーにすると、みんな「キレイな色」を撮ろうとしてしまう。風景写真ももちろん悪くはないのだけれど、紅葉とは、ただそれだけのことですか。人間とその社会に起こっていることは何ですか」。
まさにそのとおり、自分にもへたくそながらついてしまっていた癖が、見事に言い当てられました。
三日間の講習のあいだ、ずっと白黒写真。そうすると「何を撮ろう」「フレームに何をおさめよう」という注意力が働き始めるから、なるほどなるほど、でした。
もちろんカラー写真撲滅論じゃなくて、いっぺん色を外してみたら?という問題提起です。