夕闇迫れば

　ツイッターで次のような書き込みを見ました。

東工大のオリエンテーションで「色弱なので化学に行きたいけど諦める」ってのに教授陣がそんなことないと説明してた。もはや、目で見える程度のことは科学には関係ない。
— Shinji Kono, 2019年1月13日

　早く検査して自覚し自制しましょうとだけいう「負のインフォーム」の結果がこれではないでしょうか。

　学生のみなさんは、決して「自分で適性を判断」なんかしないでください。識別しづらさを感じるケースがあるとしても、それはあなたの才能にとっては副次的な話。小さな字が見えにくい場合があるのと似た次元のことです。周囲の協力とか環境の工夫など「合理的配慮」を求める権利が当事者にはありますし、「学ぶ権利」が学生にはあります。